『なぜアメリカはこんなに戦争をするのか』
アマゾンの宣伝文句に惹かれて1冊の本を買いました。
『なぜアメリカはこんなに戦争をするのか』
C.ダグラス・ラミス著 晶文社 1400円+税
帯のキャッチ・コピーは「どうしても戦争したいアメリカとどこまでもついていく日本」
平易な言葉で書かれていて実に読みやすいのです。詩的(?)な表現も所々使われていて、感覚的に入り込んでしまいます。たとえば、
【まえがき】の中の一文。
「ブッシュ政権は嘘をついて、戦争をおこした。嘘をついて人を殺した。嘘をついて、国連を侮辱し、傷をつけた。嘘をついて、国際法を破壊し始めた。嘘をついて、果てしなく続く暴力と復讐の悪循環をまねいた。・・・(中略)・・・日本政府はその嘘を素直に信じて動いているのか、それとも、その嘘に参加して動いているのだろうか。興味深いところである。」
9.11からイラク戦争までの、主として日米関係の特徴と変容について深く考察されている、いい本です。2003年10月の出版ですが、けっして古くなく、著者の指摘は今一層輝きを増しているように思います。
『なぜアメリカはこんなに戦争をするのか』
C.ダグラス・ラミス著 晶文社 1400円+税
帯のキャッチ・コピーは「どうしても戦争したいアメリカとどこまでもついていく日本」
平易な言葉で書かれていて実に読みやすいのです。詩的(?)な表現も所々使われていて、感覚的に入り込んでしまいます。たとえば、
【まえがき】の中の一文。
「ブッシュ政権は嘘をついて、戦争をおこした。嘘をついて人を殺した。嘘をついて、国連を侮辱し、傷をつけた。嘘をついて、国際法を破壊し始めた。嘘をついて、果てしなく続く暴力と復讐の悪循環をまねいた。・・・(中略)・・・日本政府はその嘘を素直に信じて動いているのか、それとも、その嘘に参加して動いているのだろうか。興味深いところである。」
9.11からイラク戦争までの、主として日米関係の特徴と変容について深く考察されている、いい本です。2003年10月の出版ですが、けっして古くなく、著者の指摘は今一層輝きを増しているように思います。
by kobo1947 | 2005-12-19 18:58 | 勉強したこと、したいこと